突然ですが、あなたは「ついつい自分で頑張ろうとするタイプ」ではないですか?
私は、完全にそのタイプです。問題が起きるとすぐに「私が◯◯できてなかったせいかもしれない」と思いますし、周囲から「手伝おうか?」と言われても「大丈夫、大丈夫」と回答してしまいます。
でもこれ、自分にとっても相手にとっても、プラスになってないかもしれません。最近、周囲とのコミュニケーションで悩むことがあり、いろいろ調べているうちに私に必要なのは「頼る力」かもしれないと思ったので、そのことについて共有します。
音声で聞きたい方はこちらついつい自分で頑張ろうとする理由
なぜ誰かを頼ろうとせず、自分で頑張ろうと思うのか、改めて考えてみました。パッと思いつく範囲だと以下の3つです。
- 問題や課題を自分ごと化している(自分にも何かできると信じている)
- 過去に他の人に任せて失敗した(すごーく反省した)ことがある
- 周囲の目が気になる(周囲に迷惑をかけたくない、周囲からよく思われたい)
①は一見ポジティブなことのようにもみえますが、自分ではどうしようもないことまでも自分でなんとかしようとすると、結局自分を苦しめるだけです。
②は例えば、他の人にお願いした仕事の品質が悪くてお客様や仲間に迷惑をかけて、その責任を自分が負うことになったなど。その時に、次に同じようなことがあったら、全部自分で責任を取ろう!と決意してしまい、結局自分を追い込みます。
③は、特に好きな人・人たちのためにやっていることだったりすると、相手を思って頑張ろうとするパターンです。
これ全部、自分を結構苦しめてますよね。
でもそれだけじゃなく、周囲、頼んだ相手、関係者をも、苦しめているかもしれません。
本当は頼ってほしいかもしれない
先日とーま【マッチングアプリの中のひと】さんの動画を見ていて(どの動画だったか忘れたのですが・・・)モテ女子の特徴として「頼るのがうまい」というのがキーワードで出てきていました。これを見た時に「そうなの?!」と思ったのは、覚えています。
また別の日、“大きな成果”を出す人は、やっぱり「お願い上手」という記事を読むことがあり、そこに以下のような記載がありました。
人は、人から頼られると、うれしいものです。なぜなら人は、「人の助けになりたい」というプログラムが組み込まれているからです。
毎日毎日、頑張っているみなさん!知ってましたか?そうらしいですよ!もっと頼っていいらしいです!これって、朗報です♪
がんばり屋さんほど、自分ごと化して、責任とろうとして、周囲に迷惑かけたくなくて、自分でやってしまいます。その方が相手のためになっていると信じていると思います。分かります。それ、全部私なので。
でも、違った!!本当は、相手は頼ってほしいと思っている可能性が大いにあります。これは、ちゃんと認識しましょう。(特に私がね)
「あなたが苦手なこと」が「すごく得意な人」がいます
ストレングス・ファインダーのコーチングセッションでもよく言うことなので、本当は私が一番わかっていないといけないことです。でも、すぐに忘れてしまう・・・(あ〜皆さん、偉そうなこと言ってごめんなさい。)
「あなたが苦手がこと」を「いとも簡単にやれるような人」「それがめちゃくちゃ得意な人」というのが、世の中にはたくさんいます。
あなたが気づいていないだけ、あなたが確認していないだけで、すぐ隣にいるかもしれないです。
だから、全部自分でやらなくていいんです。むしろ、やらない方がいいんです。すぐに頼れるように、日頃からコミュニケーションをとって、頼みやすい雰囲気をつくっておくことも重要ですね。
そして、自分が得意なことに集中して、そこでしっかり結果を残しましょう!
まとめ:もっと「ありがとう!助かる」って言ってみよう
頑張ろうとするあなたの気持ちは、めちゃくちゃ分かります!でも、実は人って頼られたいもので、その方がモテるらしい(関係ないかも(笑))。そして、自分は得意なことに全集中する方がいいかもしれません。
さぁ皆さんも、今日から相手のオファーはできるだけ受けましょう。素直に受けて、素直に喜びましょう。「大丈夫、自分でやるよ」じゃなくて「ありがとう!助かる」って言う回数を増やしましょう。もしも失敗しても、いいですよ。よい結果にならなくても、そこから学べることはたくさんあるはずです。
私もまだまだトライ中ですが、「頼る力」をしっかり身につけていきたいと思います。