みなさん、『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』をご存知でしょうか?知ってますよね、当然。そうです、興行収入が公開から66日間で311億円を超え、歴代1位の『千と千尋の神隠し』を超す勢いのアニメ映画です。
私はアニメ、好きです。特に少年誌系のアニメが好きで、『北斗の拳』や『ドラゴンボール』は何度読んだかわからないです。ですが、どうしても、どんなに勧められても『劇場版 鬼滅の刃』は見れません・・・
これだけ流行っていてファンも多い映画なので、そんなこと言うとすっごく白い目で見られそうなのですが、今日は勇気を持ってその理由を話したいと思います!!
音声で聞きたい方はこちら『鬼滅の刃』と私の出会い
『鬼滅の刃』とは、どんなアニメでしょうか?
漫画・テレビアニメ・映画いろいろな媒体でブームになってますので、知らない方はいないと思いますが、公式ホームページによると『「週刊少年ジャンプ」にて2016年11号より連載が開始された、吾峠呼世晴による漫画作品。人と鬼との切ない物語に鬼気迫る剣戟、時折コミカルに描かれるキャラクターたちが人気を呼び、単行本1巻~23巻で累計発行部数が1億2000万部を突破。今なお注目を集め異彩を放つ本作。独自の世界観を構築し続け、新たな少年漫画の金字塔として存在感を示している』と説明されています。
1億2000万部ってやばいっすね。
私が『鬼滅の刃』を初めて知ったのは昨年末の紅白歌合戦でした。そこで、歌手のLiSAさんが主題歌を歌っていたからです。
こんなこと言うと引かれそうですが、私はほとんどテレビを見ないのでエンターテイメント系の情報にかなーり疎く、紅白歌合戦でその年に流行った歌手の方々を初めて知るような人間です。
LiSAさんもアニメの存在も初めて知りましたが、司会者の方や審査員の人たちが皆口を揃えて「すごいアニメだ」と言うので興味がわきまして、ググってみました。これが、私と『鬼滅の刃』との出会いです。
amazon プライム・ビデオでシーズン1を無料視聴できた
私はググってわかったのですが、1年前でもすでにかなり流行ってました。
そして今もそうですが、amazon プライム・ビデオでシーズン1(無限列車編の前まで)が無料視聴(プライム会員なら)できます。「これは見るしかない!」と思った私は年始早々にニューイヤー駅伝の合間に見始めました。
そして・・・冒頭15分くらいでかなりショックを受けました。
映画の『セブン』を見たときと同じショックです。「やばい、これは絶対トラウマになるやつだ」というショックです。しかし、やはり『セブン』を見たときと同じように途中で止めることができず、「とにかく最後はハッピーエンドであってくれ!もう誰も死なないでくれ!!」という思いで、一気にみました。
しかし・・・・最後までその願いは叶わなかったのでした。
私はそこから2週間くらい、アニメの映像がフラッシュバックし、いろいろなキャラクラーの死や涙のシーンが頭から離れず苦しむことになるのです。本当に気分が悪くなり、仕事の仲間や友人に相談するほどに苦しみました。真面目な話、夜うなされたりもしました。
MBTI観点でみる私のタイプと結論
「アナタ、いくつ?子供じゃあるまいし〜」と言われそうですね。実際、友達に言われました。
「はい、37歳です。立派な大人です。」
でも、無理です。大人とか子供とか、関係ないです。あそこまでの描写をされると、私にはそこに表現されていない情報も入ってきてしまって、想像してしまって、もう頭の中が「死の苦しみ」「絶望」「無念」などマイナスの感情で満たされてしまうのです。
「何を言ってるんですか?」と思われた方もいるかもしれません。はい、そうかもしれないです。しかし、そういう人もいるのです(汗)
私がそのような反応をしてしまうことを、ユング心理学に基づくMBTI(エムビーティーアイ:世界で一番使われている心理検査)観点で説明してみたいと思います。
私の知覚機能はMBTIで言えば「N:iNtuition(直感機能)」です。様々な情報のかけらの間に関連性を見出し、そこから見えてくる概念や新しい考え方に焦点があたります。直感機能を指向する私は、いまここにあること(例えば、今見えている炭治郎の姿)からすばやく、そしていとも簡単にその先の可能性や潜在的なことがら(例えば、炭治郎が死ぬかもしれない等)に意識が移動するのが自然です。
また、私の判断機能はMBTIで言えば「F:Feeling(感情機能)」です。つまり、私は直感機能で得られた情報を個人的に大切にしていることや気持ちに照らし、受け入れられるかどうか自然に考えます。私の判断において重要なことは「自分の価値観や関係する人たちの気持ちを満足させられるか」です。「死の苦しみ」「絶望」「無念」などマイナスの感情は私の価値観ではとうてい受け入れられないものですので、ひたすら辛くなり、悲しくなってしまいます。
ですので、もう、見れないのです。距離を置かせてください。
どんなに勧められても『劇場版 鬼滅の刃』は見れません。
まとめ:こういう人もいます!
『鬼滅の刃』自体を否定するつもりは毛頭ありません。1億2000万部売れて、311億円を超えの興行収入を叩き出す作品ですので、尊敬です!
ただし、その世の中の大きな流れやブームに本当は乗り切れない人もいます。私のように。尊敬できる作品ではあっても、「私には見れない」と思う人もいることを知っていただきたい。と同時に、まったく違う観点でこの作品を大いに楽しめる方々がいることも理解します。
日本には「和」というとても素晴らしい精神があり、他者との和の中で「自己」を見出していく傾向にあります。しかし、必ずしも「自己」を考えるときに「和」に入る必要もないと思うのです。
特に30代になれば「自己」の価値観はより明確になります。他者を尊敬するのと同時に、自分の価値観も大事にしていきたいです。
自分の価値観?と思ったら、3つの簡単なセルフクエスチョンから始める「自己分析」をやってみるのはどうでしょうか。興味がありましたらこの記事も一緒に読んで参考にしてみてください。
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