認定ストレングスコーチとは？4.5日間で約100万かける価値

みのり

30代の女性のための自己理解＆キャリア発見に全力を注ぐ、情熱系おせっかいねーちゃんこと『みのり』がお届けします！

「ストレングス・ファインダー」とは、アメリカの調査会社であるギャラップ社が開発した、「才能・資質」を見つけるためのツールです。数十年かけて200万人以上のデータを集めた結果に基づく34の「資質」の分類がベースになっています。大手戦略コンサル会社さんや大手人材系会社さんでは、能力開発を目的に全社員が必ず受験することになってたりもします。

その「ストレングス・ファインダー」の認定ストレングスコーチになるためには、必須のステップがあります。なんと、その最初のステップにかかる費用は4.5日間で997,700円（税込）！高すぎるっ！！今日は、実際にそれを受けて認定ストレングスコーチになった私が、その価値について語ります。

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そもそも「ストレングス・ファインダー」とは？

「ストレングス・ファインダー」という名前が一番有名ですし分かりやすいとは思うのですが、ギャラップ社が管理しているテストの正式名称は「クリフトンストレングス・テスト」と言います。心理学者のドン・クリフトン博士が考案したものなので、その名前をつけたようですが、分かりづらいですね（汗）受ける人が分かりやすい方がいいと思っていますので、私はここで「ストレングス・ファインダー」と言うことにします。

「ストレングス・ファインダー」は「強み」につながる「才能・資質」を見つけるためのツールで、200万人を超える膨大なデータと研究に基づいています。プロファイリングとか大好きなアメリカっぽい仕組みですね。

ギャラップ社のWEBサイトで177個の質問に回答すると、34個に分類された「資質」の順番が分かります。（商売根性が出ちゃってると思ってますが）テストは2種類あり、分かる「資質」の数に違いがあります。

上位5個の「資質」の順番がわかるもの：2,340円（税込）
34個すべての「資質」の順番がわかるもの：5,850円（税込）

ここで大事なことをお伝えします！実は、このWEB検査を受けただけでは「資質」の言葉のイメージに引っ張られて間違った理解をしてしまっている可能性があります。動物占いや血液型性格診断のようにカジュアルな目的使うならいいですが、本来は自己理解や今後のキャリア開発にも活用できるツールです。私でなくてもいいので、WEB検査を受けた方はぜひ、信頼できるコーチとの対話をもってください。お願いします！！

なお、クリフトンストレングスの歴史というWEBページに考案する過程の話など掲載されているので、ご興味がある方は読んでみてください。（若干日本語訳に難ありですが・・・）

「認定コーチ」になるにはお金と時間が必要

ギャラップ社から「認定ストレングスコーチ」のお墨付きをもらうには、大きく3つのステップがあります。

ACCELERATED STRENGTHS COACHINGコース（4.5日間）を受講する
申請をして認定テストに合格する
6名以上のコーチングを行い、ギャラップのコーチング評価システムで平均して5段階中4以上の評価を得る

決して、超難関のステップではありません。目的意識をもって、丁寧に対応すれば、受かります。ただし、お金と時間の余裕はめっちゃ必要です。個人的には、最難関は入り口のコーチングコースだと思います。なぜなら、高いから！！だって、4.5日間で997,700円（税込）もします。しかも、日程が平日を含むので必ず、数日は会社を休む必要もあります。

正直、私はこのコーチングコースを受講するかどうか、5年くらい悩みました（恥）。お金を貯めるのにそれくらいかかったと言ったほうが正しかったかもしれません。大学院などに行くのに数百万を使ったことはありましたが、たった4.5日間で100万も使った経験がなく・・・・貧乏性というか、なかなか決断できなかったです。やろう！と決めてWEBで支払い手続きをするその瞬間も、正直指が震えたのを覚えています（汗）

実際何やるの？価値あるの？

4.5日間でやる内容は、基本的に「ストレングス・ファインダー」を活用したコーチングそのものです。参加者はだいたい20人前後。全体で参加する座学と、4人くらいのグループに別れてやるワークとが組み合わされています。ファシリテーターはギャラップ社が認定している経験豊富なコーチで、私のときはお2人でした。朝の8:30から17:00までを1日として、それが4日間続き、最終日は午前中だけというタイムスケジュールです。

全て終了すると、「受講修了証」がもらえます。