仕事、恋愛(結婚)、これからの人生計画など、理想と現実とリアルに向き合う30代女性。忙しい現実に追われて、自分自身のことを考えることを忘れていませんか?
今回は、30代女性のあなたのための自己分析方法についてです。難しいことをする必要はありません。「キャリア構成インタビュー」という手法からヒントを得て、3つのセルフクエスチョンを試してみましょう。自分自身と向き合うきっかけになれば嬉しいです。
音声で聞きたい方はこちらクエスチョン【1】子どもの頃に好きだった・憧れた人は誰ですか?
小学校の低学年くらいの時期に好きだった・憧れていた人について考えてみてください。両親や兄妹を思い浮かべる人もいるかもしれませんが、できればマンガのヒーローや映画のヒロインなどにしましょう。
思い浮かべたら、どんなところが好きだったのか ・憧れていたのかを「形容詞」で4つ以上あげて、みてください。
私は昔、「風の谷のナウシカ」が大好きで、憧れていました。(今も好きです!)すごいマニアックな話ですが、ユパ様が連れていたテト(リスのような小動物)と出会ったとき、いきなり噛みつかれるのですが「怖くない、怖くない」と言ってやさしく微笑むナウシカにめちゃくちゃ感動したことを覚えています。
具体的にどこが好きで憧れていたかというと・・・
- 優しい
- 強い
- 誠実
- 健康的な美しさ
ここから、子供の頃から自然と意識して自分に取り込もうとした要素が見えてきます。実際にそうなったかどうかは別として自分が意識している観点について知ることができます。
クエスチョン【2】好きな雑誌・テレビ番組・動画チャンネルなど3つは?
仕事やプライベート関係なく、なんとなく毎日読んでいたり、時間ができると見ている番組などはどんなものがあるでしょうか。
私は「朝日新聞デジタル」の会員になっており、スマホアプリでなんとなく毎日5記事は読みます。朝日新聞さんは元カレが記者だったり、尊敬する先輩がいたりして、好きなんです。そして特集記事(最近は「動物たちはどこへ 変わりゆく動物園」という、転換期を迎えた動物園の実態を取材しています)が面白いんです。女性への性虐待や自殺の現状など重めのテーマもあり、結構いろいろ考えさせられるんです。
何も考えたくないときは、LINEニュースで「イギリス王室ゴシップ系」の記事を読んでいます。ここ1年くらいはずっと、メーガン妃が話題を提供してくれています。ダイアナ妃やキャサリン妃としょっちゅう比較されて叩かれるという流れが「鉄板ネタ」になっていますね。メーガン妃、アメリカドラマの「スーツ」に出ているときから個人的にはあんまり好きじゃなかったのですが、ここまで来るとちょっとかわいそう。ただし、それをむしろ利用してどんどん有名になるところがすごい。
ここから見えるのは、自分が興味のある分野です。例えば「ホランドのRIASEC(リアセック)」というのがありまして、「人の性格はスリーレターコード(①〜⑥のタイプのうち3つの頭文字)で説明できる」という考え方です。(これがすべてではないです。一つの考え方です)
- R:現実的
- I:研究的
- A:芸術的
- S:社会的
- E:企業的
- C:慣習的
私の場合は「④S:社会的」に最も興味があり、その周辺にある「③A:芸術的」や「⑤E:企業的」にも一貫性をもって興味がむきます。
ホランド理論は奥が深いのでここでは詳しくお話しませんが、こういう観点で自分が興味の向くものに気づくことや、自分の仕事やプライベートの過ごし方がその興味と合致しているか考えてみるのも、面白いです。
私は「④S:社会的」の対局にある「①R:現実的」が苦手だったり、すぐ忘れたり、見ないようにしてしまったりすることがあります。大好きな人に「お願い!やって!」と言われると、そのための時間もお金もないのに安請け合いしてしまったり・・・(汗)
クエスチョン【3】本や映画・ドラマで好きなストーリーは何ですか?
最後は、今の自分が好きな本や英語・ドラマのストーリーのあらすじを、考えてみてください。私はコロナ禍でAmazon Primeビデオにハマり、かなりの本数の映画を見ました。ただ、見る映画はだいたいワンパターンです。ホラーや血がたくさん出る映画、人がたくさん死ぬ映画は最初から絶対見ません。凹むし、怖いシーンが何度も何度もフラッシュバックして、トラウマ化することがわかっているからです。
さて、私が好きなストーリーのあらすじは・・・
- かわいい or かっこいい女性が主人公
- やさしいイケメン or ジェントルマンが主人公を支えている
- 何かチャレンジや挫折がある
- その過程で人間ドラマがある
- 最後は絶対ハッピーエンド
最近よかったなぁ〜と思うのは「モダン・ラブ ~今日もNYの街角で~」です。ご興味のある方はぜひ!8つの30分ほどのエピソードがセットになっているのですが、私は特に「2. 恋のキューピッドは世話好き記者」と「4. 夫婦という名のラリーゲーム」が好きでした。
ここからは、何か自分にチャレンジがあったときの「どうやってそれを乗り越えていきたいと思っているか」「自分なりの成功パターン」が見えてきます。
私の場合、そもそも「人」にフォーカスがあたる性格なので、どんなチャレンジや挫折にも周囲とのやり取りや人からの支援がキーになります。そして、イケメンと一緒にハッピーエンドとなることが理想です。あくまでも理想ですが(笑)
まとめ:自分のことを考えるきっかけを作りましょう!
あなたは一生、あなたと一緒です。そんな「自分」のことを、どれだけ考えていますか?「自分のことが大好きで、毎日考えてる!」と言える人はそんなに多くないです。私も、そんなに自分が好きではないし(以前は明確に嫌いでしたし)、漠然と誰かと比較して羨ましくなったりもします。でも、自分のことを考えるきっかけを普段の生活の中でつくっていけると、自分のよさにも気づけて、少しずつ前向きになれたりします。
自己分析って難しい・・・と思っていたり、自分と向き合う方法がよく分からないと悩んでいる30代女性の少しでも役に立てば嬉しいです。
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