働き方改革、女性のキャリアアップ、ワークライフバランス・・・生き方も働き方も多様化する現代で、これからの方向性に悩んでいる30代女性は結構いるのではないでしょうか?
しかも、多様化するキャリアせいで、ぴったりのロールモデルがなかなか見つからない・・・
ということで今回は女性のキャリアの「ロールモデル」の存在・必要性についてお話したいと思います。
仕事をがんばる30代女性にとってのロールモデルの存在・必要性
自分で判断して行動して、30代女性として自立した生活を送っている、でも本当にこのままでいいの?とモヤモヤしていませんか?
あっという間に30代になって、ふと我にかえったとき、自分は本当に理想の人生を送っているのだろうか考える、そんな時「あの人みたいになりたい」と追いかけることができるロールモデルがいることは大きな精神的な支えになります。一般的に言って、男性よりも女性の方がロールモデルを必要としているという話も聞いたことがあります。
自分にとって理想だと思える人生を今まさに送っている人を見ると、自分も頑張ろうとモチベーションアップにも繋がりますよね。
女性のワーク&ライフキャリアが多様化したことでロールモデルが見つからない人がたくさん!
そうは言っても、女性のキャリアは仕事面でも生活面でも多様化しており、自分の理想にぴったり合うロールモデルを見つけられずに悩んでいる人がたくさんいます。
なんとなくやりたいことや理想はあるけど、ぼやっとしていて本当に実現できるのかわからない。ロールモデルがいないことで、自分の理想が本当に現実化できるのか自信がない。そんなふうに感じてなかなか前に進めずにいたら、あっという間にまた1年が過ぎてしまった。
正直、私もそうでした。NTTに勤めていたとき、たくさんの優しくて優秀な女性の先輩はいましたが、どんな人がロールモデルなのかさっぱりでした。「この人のこういうところと、この人のこういうところを一緒にした感じかな〜」なんて考えてモヤモヤ・・・
そんなモヤモヤサイクルからは、1年でも早く抜け出したいですよね。
ロールモデルに頼らず、自己分析&自己理解の力でモヤモヤサイクルから抜け出そう!
理想がぼやっとして、現実化する自信がないまま、行動できずに1年が過ぎるという恐ろしいモヤモヤサイクルを抜け出すのに効果的なのは、ロールモデルを見つけることではなく、自分と向き合い、自分を知る力です。外ではなく、まずは内に目を向けるということですね。
私は「転職」をきっかけにどん底に落ち、自分と向き合わざるを得なくなり、その重要性に気づきました。当時、営業担当は私しかおらず、それまでは会社の代表がその役割を担っていました。しかし、代表と新人営業では、周囲の目も話せる内容も全然違います。私は代表を「ロールモデル」として、必死に追いつこうとしましたが何もうまくいかず、毎日悔しくて情けなくて怖くて・・・(今でも思い出すと涙が出てきそうになります)、そして、いろいろあった先に気づいたことが「比べるのをやめていいんだ。自分ができることをやるほうがずっといい!」ということでした。
30代に入ってから、あなたの理想、あなたの強み、あなたらしさについてしっかりと考える時間をつくれていますか?自己分析なんて就活や転職で履歴書を書いたとき以来・・・ではないですか?
前例やロールモデルがいないからできないとストップをかけている自分自身とまずは向き合ってみまてもいいと思います。理想の状態を紙に書き出してみたり、信頼できる家族や友人に話を聞いてもらうのも良いでしょう。
まとめ:一人のロールモデルに縛られずに自分らしさを考えることが大切
今回はロールモデルの存在や必要性と、ロールモデルに頼らずにモヤモヤサイクルから抜け出すために大切な自己分析・自己理解についてお話ししました。
ロールモデルが見つからず、ワーク・ライフキャリアの方向性に悩む30代の貴女の参考になれば嬉しいです。