東日本大震災から10年ですね。今年も3月11日の14時46分に、私は会社の同僚と一緒に1分間の黙祷をしました。特別なことはできないですが、これからもずっとあの日のことを思い出し、亡くなられた方のご冥福を心より祈り続けたいと思います。
改めて思いますが、「生きていること」ってそれだけでもすごいことです。そしてせっかく生きているのだから、幸せになるために努力したいと思いませんか?
今日は、「ジョハリの窓」について簡単にご説明します。そして、私の最近のトライをご紹介しながら、このフレームを活用してもっと幸せになる方法を考えたいと思います。
音声で聞きたい方はこちら「ジョハリの窓」とは
サンフランシスコ州立大学の心理学者ジョセフ・ルフトさんとハリ・インガムさんが発表した「対人関係における気づきのグラフモデル」を「ジョハリの窓」と言います。
2つの軸(①自分が知っているか知らないか②他人が知っているか知らないか)を組み合わせて以下の4つの窓をつくります。
- 開放の窓:自分も他人も知っている
- 盲点の窓:他人は知っているが、自分は知らない
- 秘密の窓:他人は知らないが、自分は知っている
- 未知の窓:自分も他人も知らない
詳しくはジョハリの窓をご確認ください。
「開放の窓」を広げてもっと幸せになろう
「ジョハリの窓」はとてもシンプルなので、覚えやすいというのがいいですね。これをうまく使うことで、あなたがもっと幸せになれるかもしれません!(みのりはトライ中です)
そのために重要なキーワードは以下の2つです。
- 受容:「他人が知っている自分」を受け止める
- 自己開示:「自分が知っている自分」を他人にも伝える
これをすることで「開放の窓」が広がっていきます。
それは、「他人が知っている自分」と「自分が知っている自分」のギャップを埋めることであり、結果として他人とのコミュニケーションをより円滑に進めることができます。また、自分が気づいていなかった「新しい自分」にも、気づくこともできるでしょう。
みのりのトライ!
ここで少し、私がトライしていることをお話します。
もともと、「自己開示」にはあまり抵抗がないのですが、「他人の知っている自分を受容すること」は少し難しさがありました。なぜなら、まずは「他人」が私についてどう思っているのか、どう見えているかを考えてもらって、そしてそれを伝えてもらう必要があり、どんなに自分に受容する意識があっても、始まらないからです。
そのためには日頃から、「他人」との間に本音を言える関係性が必要です。また、私に興味をもってもらう必要もあります(恋愛とか、そういうことじゃないですよ)。私は、以下の3つのことを試しています。
- 本音を言える人、言ってほしい人を決めておく
- その人とは、できるだけ定期的にじっくり話をする時間(2時間以上)をつくる
- 相手にも「私から見たあなた」についてのフィードバックをする
本当は、周囲の人全員とこういう関係がつくれたらいいのかもしれませんが・・・結構無理があります。だから、最初から私が本音を言う、言ってもらう「他人」は決めています。実は、1人しかいません(汗)でも、ゼロよりはいいでしょ!すぐにこういう関係になれたわけでもなく、数年かかって、お互いに信頼関係をつくった先に、今があります。相手には、とっても、感謝してます。
やっぱり、これをトライしてから気づくことは増えました。自分がどれほどに「自分」をマネジメントできていないかも痛感しますが、「自分では気づいてなかった一面」を教えてもらうこともあり、それがモチベーションになることもあります。
例えば、「みのりの言葉は周囲に波を起こす」と言ってもらったことがありました。もちろん、一定のマイナス影響も考慮する必要がありますが、そうやって「他人」に影響を与えられる存在になれていたことを知り、驚きとともに嬉しくなりました。
まとめ:あなたはもっと幸せに生きられる
冒頭でも言いましたが、「生きていること」ってそれだけでもすごいことです。そして、せっかく生きているのだから、幸せになりましょうよ。
今そうでもないなら、絶対幸せになりましょう。今すでに幸せなら、もっと幸せになりましょう!それを躊躇したり、遠慮したりする必要は一切ないです。「開放の窓」を広げる意識を持つだけでも、何か変わるかもしれません。私と一緒に、やってみましょう!